風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

自宅勤務の終わりと、散歩

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あざみ野の図書館で図書カードを作った。そして本を1冊借りた。

そしてお昼をどうするか、だったのだが、店の外に人が並んでいる中華屋があったのでそこに入った。値段の割にボリュームがすごい。味はおいしかったがこのコスパが行列の原因であろう。

 

曇天の中は散歩に良い。天気が良いのは気持ちが良いのだが暑くなってしまうので。

あざみ野駅からセンター南駅まで歩いてみた。地下鉄ブルーラインなら10分でいける距離なのだが、歩いたら1時間くらいか。歩きながらなんとなく「会社なんてどうでもいいや」と軽やかな気分になってきた。またさらに心が健康に近づけたような気がした。健康になったなと思っていても、まださらに先がある。よくわからない。

センター南まで行って晩ご飯のために金目鯛の干物を買った。

帰ってきてみたら13,000歩歩いていた。くたくたになっていた。

 

5/7からコロナ明けて久しいと言うことでドイツ本社の指示で週に3回は出社するようにとの指示。毎日出社していた日々を思い出すが、よく通っていたよな、と感心するくらいに今は会社に出て行くのが億劫だ。

が、もう息子も高校生なので留守番させていてもあまり不安がない。

家事をもうあまりできなくなるので弁当を作ることなど、いろいろ工夫が必要になってくると思うのだが、それはそれでよい。コロナは終わろうとしている。オレも満員電車に苦しめられる生活に戻らなくてはならないようだ。

 

週に3回の出社はいいのだが、今、そんなに仕事がないような気がするので、出かけてみても仕方がないような感じもある。

 

 

台風クラブ


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相米慎二カントクの昭和の青春映画。当時から気になっていたのだが、Amazon動画で目に入ったので500円で鑑賞。ネット民の評価も結構高い。

昭和の演出で台詞の読み方もなんとなく芝居っぽいのが、令和のドラマになれてしまった自分には気になったが、場面と場面と乱暴につなげつつ、物語がぐいぐいと進んでいくのは面白かった。

中信という長野の小さな中学校で台風の日に起きた一連の事件のようすを、たんたんとしかし荒々しく描いていく。退屈ではけ口のない中学生のエネルギー、このままここで埋もれてしまうなんて我慢ならないという焦りと不満と、そうはいいながらもどうしたらいいのかわからない思春期をよく描けていると思う。

こんな何もない田舎にずっといるのはいやだ、という思春期の話として「悪の華」という漫画を思い出す。

悪の華の主人公の女の子は問題のある家庭環境なのだが、なにしろ田舎なので逃げるところがないのだ。逃げるところは自分の心の中に作るしかない。そんな環境に無理矢理に閉じ込められた若者たちのエネルギーの発露を、すごく不健全に描いたのがこの「悪の華」で、それをもう少し爽やかにしたのが「台風クラブ」だった。

 

映画の名前からもう少し明るくて爽やかな話かと思っていたのだが、全然違った。

見て良かった。あと、若い頃の三浦友和がかっこいい(役柄は人生を少し諦めてしまった数学教師なので、かっこよくない)。

よつばと!

 

よつば、という元気な女の子(1巻では5歳だった。そのあと成長するのかは知らない)が、のびのびと暮らしている様子を楽しむ漫画。

「ずるい仕事術」の最後の方に、メンタルを支えてくれる本として唯一紹介されていた。BookOffにいたわけなのでよく探せば売り場に置いてある可能性もあったのだが、さっき見たときには見当たらなかったので、yahooオークションで2000円で全15巻を買った。

家に帰ってからネットで少し調べてみて、ネットで見れる話だけ読んでみた。そして大笑いしてしまった。なるほど、癒やされる。細かいことを気にせずにまっすぐに強く生きているよつばに、ちょっと共感しながら読んでしまう。買って良かった。

 

 

 

ずるい仕事術

散歩日和となった。

 

半引退モードで暮らしている自分には、春風に吹かれて散歩に出かけるという特権がある。ツマに「住民票をとってきて」とか「借りてあった本を代わりに返してきて」などの「お使い」をもらって、あざみ野駅にむかうわけだが、散歩するためにその隣のたまプラーザ駅に行く。そしてたまプラーザ駅からあざみ野駅にもどる道を散歩として楽しむ。平日、長くて大きい坂をおりながら春風に吹かれる。自分がどこを歩いているのかわからない。地元であることに間違いはないので不安はない。方向がわからない。わからないままに歩くのもまた楽しい。こんな店が近くにあったんだな、と思いながら歩いて行く。風が気持ちよい。これもまた、幸せの1つのかたちか。

方向感覚がまったくなくなったので、Google Mapにたすけてもらいながらあざみ野駅にむかっていく。

BGMは村松健のピアノ。

 

あざみ野駅の出張所にて息子の住民票をゲット。出張所は暇そうで、とても親切。

図書館は月曜日なので休館だった。そうだったね、図書館は月曜日は休みなのだったよね。温かいを通り越してむしろ汗ばんできた。暑いくらいだ。

あざみ野のBookOffに行って、100円で60分座れるという座席にて本を読む。漫画喫茶よりも手軽で、本も漫画に限定されないのでとてもありがたい。平日なので誰も使っていない。漫画コーナーを見たが、今時のものが多くてどうも食指が動かない。

 

「ずるい仕事術」が書棚にあったのでそれを取り出して、面白そうなら買おうかなと思いつつ読み始めた。冷たいDr.ペッパーを飲みながら流し読みしていたら、面白かったので結局最後まで読んでしまった。なるほどなと思った。手元に置いてまた読む価値はあると思うが、1150円を惜しんで本棚に戻した。

 

ずるい、の意味はつまり、つらくないように働くことを善として、それを満たしつつ成果を出す方法を紹介しているからだろう。

「ずるい」というワードは買い手の興味をひきやすいので、その辺もちゃんと考慮した感じであろう。

 

blanketステッチ

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息子の持ち物に飾り刺繍をすることになり、ブランケットスティッチをおこなう。Youtube動画を見てそれを参考にしながらえっちらおっちらと気長にやる。縫い物しているとそれに没頭するので何も他のことを考えられないことを発見。ストレスの解消に良さそうだなと。

失敗して糸をを抜いて縫い直したりを3回くらいやったので、2時間くらいかかってしまった。

 

ひどい出来栄えだが、おっさんが初めてやったのだと思って見てみればそれほど悪くもあるまい。

個人年金の運用先

10年くらい前に年金の運用先の半分を中国にしていたのだが、この1年で運用利益が半分になってしまった。中国への投資は今は賢い選択とはいえなさそうだ。確定拠出年金の運用のサイトや、ID/PASSなどをさっぱり忘れてしまっていたので、放置していたのだけれどツマに中国に投資したままなのはよくない、と言われ、そうだよな、と思ったので重い腰をあげて切り替えることにした。

リスクゼロの預金型と中国向けの投資の組み合わせだったのだが、

「三井住友・DC年金バランス50(標準型)」

にすべて振り返ることにした。

んーー。もっと早くからこれにしておいたら、年金がもっと増えていたかもしれないな、と思うのだが、10年くらい前の自分の感覚なんてその程度。日経平均も2万円台をうろうろしていた時代だ。自分のセンスのなさにはがっかりしてしまうのだが、過去のことをあまりかみしめても仕方ない。

今の会社を定年まで働けばあと10年くらい運用することになるわけなので、その間にうまく増えてくれたらいいなあと思う。

 

株式トレード 基本と原則

ずっと以前から抱え込んだままで塩漬けがながいRPAホールディングスも含めて、現在の含み損が240万円くらいになってしまった。

4/12金にでた決算は、売り上げはそれほど増えていないが営業利益が大きくあがっていて、会社の体質が良くなっていることを示唆。ロボットに業務を任せる、という文化や感覚はこれからも世の中に浸透していくと思うので、やっと少しずつあがっていって利益を生み出してもらえたらいいのだが。

塩漬けで目下「失神投資法」を実施中。何もできず何もせず、信じているところにお金を置いてみたのであとは待つだけ。ツマがそれならこの間に「本でも読んで勉強してみては」というので、書店にてこの本を買い求める。

まさに自分が今読むべき本だったので、赤鉛筆で線を引きながら読んでいる。ああ、こうするべきだったんだよな、と悔やみながら読むのだが、悔やみながらであっても読んでいて意味がよくわかる、砂に水が染むように。そういう意味ではこの本は今こそ読んでいて素直に内容を取り込めるような気もする。かつての状態で読んでも、ふーん、なるほどねえ、と言って読み終えても本棚に戻してそれきりだったかもしれない。

取引をする前にプランをしっかり考えなさい、ということを書いている。

3800円と少し値の張る本だったのだが、しっかり内容を自分なりに取り込んで自分のやり方に融合することができれば、これくらいの金額はあっという間に取り返せるだろう。