風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

5.4 関門海峡へ

久しぶりの苦しい夜だった。何しろベッドの幅が70cmくらいしか使えないので。それでもどうにか眠ることはできたが、やはり目覚めたらたちまち活動とはいかない。

太宰府へ移動。さだまさしゆかりの場所「飛梅」という歌の舞台でもある。

 

心地池にかかる3つの赤い橋は

一つ目が過去で

二つ目が現在(いま)

三つ目の橋で君が転びそうになったとき

初めて君の手に触れた

僕の指

 

とか

 

君が一つ

僕が半分

梅ヶ枝餅を食べた

 

とか

やっと実際の場所に行けると思うと、軽い聖地訪問の気分。渡辺通り駅から天王という駅へ、そこから電車を乗り換えて太宰府へ。いい天気だった。

そして梅ヶ枝餅を食べた。やった!これがあの梅ヶ枝餅か!

ん?梅の味はしなかった。もともと入っていないらしい。あんこが餅の皮に透けて見える様子が梅の花に似ているからだろうか、この名前の由来は。

かすりの帽子を買った。

太宰府はかなりの混雑、中の神社そのものは特筆するようなものはないがそれでも奥の本堂は堂々としていて、伊勢神宮を思い出させるものがあった。

 

そこからまた移動してホテルで荷物を引き取って、関門海峡へ。

関門トンネルに行ってみたかったのだ。本州と九州をつないでいるおよそ1キロ。新幹線で博多から小倉へ、そこから門司港へ移動。途中で、ふぐの唐揚げを露天で食べて、自分へのお土産に有田焼の皿を4枚買った。

駅から40分くらい歩いたろうか、足が棒になったところでようやくトンネルの入り口を発見。エレベータで地下に潜って、関門トンネルを歩いた。トンネルは小学校の廊下より少し狭いくらいの広さで、しんとしていて、ひんやりしている。トンネルの深さは50メートルくらいらしい。上を海が埋めているわけだ。10分くらい歩いて、本州側の山口県に到着。

出口からバスに乗って唐戸へ。そこからまた船に乗ってとんぼ返り。15分くらいでまた九州に戻る。山口県への滞在時間は15分くらいだった。何しろレンタカーではないので、時刻表が大事。一本逃すと旅程が大きく狂ってしまうので。

辺りがすっかり暗くなってから、北九州空港にアクセスの良いホテルに到着。なーんにもないような場所だったが、ホテルの近くにファミリーマートがあったのはありがたかった。やった、広いベッドで今夜は眠れる。

 

 

 

 

 

5.3 佐賀、そして博多

佐賀の吉野ヶ里遺跡に行った。天気は素晴らしく晴れたが、混雑がひどい。特に有田の陶器市は毎年GWの時期にやるらしく、それと見事に命中してしまい電車のダイヤは乱れるし、電車は混んでるし、ひどいことになった。

息子は頭痛と腹痛を発症、ヨメもお腹を壊す。まあ、2人とも元に戻ったが。なかなかツライ旅になってきてしまった。

博多に着いてみたものの、どんたくの最中でやはりホテルが取れずにクイーンサイズに3人というやや無理のある寝床事情。後半に来て盛り上がってきた。

それはそれと、おおいしという、もつ鍋の名店に電話したらうまくキャンセルが出たばかりなので、ということで入れてもらって、初めてのもつ鍋。うまし!

やはりGW中はどこに行っても混雑するのだ、ということを思い知ったのであった。これならば海外に出て行く手もなくはなかったか。しかし、混雑をおしてでも連れて行きたいところが海外に思いつかず。

 

さて問題のクイーンサイズのベッドに3人で眠る件だが。夜の10時過ぎにベッドの端っこになんとか陣地をもらって、おそよ幅70センチのところに体を横たえる。狭い!寝にくいのだが、なんだか楽しい。ツライ!面白い!一度は床で寝ようかと思ったが、硬くて寝付けなかった。マッサージチェアーもやはり硬い。なので、なんとかベッドに戻って、何とか途切れ途切れの仮眠を寄せ集めるように、どうにか睡眠をとった。

5.2 長崎

佐世保に泊まった地の利を生かし、開場直後の9時に来園したつもりが、やりたがっていた、疾風というアトラクションの整理券はもう無くなっていて愕然。ヨメが調べたところ本日の開場はいつもよりも早めの8時だという。しかも、場内のホテル宿泊者は優遇されて、開場の1時間前から入れたのだという。うお、そんな。。3ヶ月前にヨメが調べたらホテルはどれも埋まっていたらしいので、年の始まり頃からハウステンボスに来るぞと思い定めていた人がたくさんいたということか。

うちはまだどーしたものか、と、グズグズしていた時期だ。恐れ入った。

氷のカフェとか、空いてるところから楽しんだ。監禁病棟というお化け屋敷にも入れた。どこも人手不足感は否めない。この物凄い人の数をさばくのに必要な情報の発信が、いまいちなのだ。

まあでも、天候に恵まれた。

クレープを食べてムスコはニコニコ。初めてのクレープだったかもしれないね。

3時頃にチェックインできるようになったので、足の疲れを癒しにホテルに入って1時間休憩。ロボットが受付をやってる、変なホテル、という名のホテルに泊まった。

ヨメが疾風に並んだ。俺と息子で行動してみたが、彼女は10時まで並び続けないとやれないとわかり、疾風は断念。結局、どのアトラクションもやらせてあげられず。60分並んだ、Go go shooting だけ、やらせてやれた。

夜景は素晴らしい。LEDで滝を作っているのだが、その変化が、凄い。春夏秋冬を表現していたり。プロジェクションマッピングを使った白雪姫も面白かった。

5.1 長崎

令和でテレビが賑わっている。元号が変わろうと暮らしは変わらんよ、ふ、と、思いつつも、嫌なことがリセットされたらという儚い願いを抱えている人や、とにかく騒げれば幸せなんだという人はなかなかに多いということだ。

 

馬込天主堂

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朝から軽くレンタルサイクルでホテルの近くを30分くらい走る。風がbreeze!気持ち良い。天気は曇り、雨が降っていないだけでもありがたい。ホテルの前に何故かある体育館で、昨日予約した卓球とバドミントンで汗だくになる。2時間くらい運動した。

チェックアウトしたあとだったけれど、ホテルの風呂を借りることが許されたので温泉に入る。12時ごろという変な時刻のせいで誰も利用者がいない。貸し切り!

伊王島から長崎行きの船に乗る間際に、息子にあげた小遣いの入っている小銭入れを息子が身につけていないことに気づいた。ホテルに戻るかどうかですったもんだしたが、結局、あきらめて乗船。

長崎駅からホテルに電話したら、無事に小銭入れは確保されたことを確認。

 

長崎名物らしいトルコライスを食べて、いよいよハウステンボスに向けて移動開始。

混雑がすごくてほとんど散策で終わる。危うく電車に乗り損ねる。佐世保駅に移動。栄えてる!

耳の遠い運転手さんのタクシーでホテルへ。

 

4.30の長崎

テルルームキーを返し忘れたまま、浦上の原爆資料館へ来てしまい、コンビニでゆうパックで送った。原爆資料館は、まあ、原爆の凄まじさを再確認。出るときにアメリカ人高校生の団体とすれ違う。少しうれしい。

朝はカステラ半分が朝ごはんだった。旅行で痩せるという珍しいパターンか。

長崎の人たちは総じて親切な気がする。昨日もちゃんぽんの店で、スープは食べきれないのでは、と、注文時にお店の人がアドバイスしてくれたし、コンビニでは急いでますと行ったら、送付状に急ぎでお願いしますと、書き添えてくれた。さすが、さだまさしを育てた街。

お腹すいて仕方なくなり、西洋館という建物の中の回転寿司屋で朝昼ご飯。めちゃめちゃ美味しい思いをして、そのあとは路面電車長崎駅。ウミノというお店でミルクセーキといちごサンドで幸せになる。

大波止という電鉄の駅で、伊王島にむけてのフェリーに乗って20分の船に乗船。

伊王島のリゾート系のホテルに泊まり、海の見える露天風呂で大きな気持ちになる。なんて自分は小さいのだろう、と、でも書くしかないような。

長崎は、路面電車も切り立った坂に身を寄せ合うように立つ家々も、何百もある島々も、あちこちに凛と澄ましている教会も、色々なものが実に美しい。絵を描きたくなる。そして出島や原爆などの独特の歴史を持っている。さだまさしを育んだ町。ここはいいところだな、と、思う。

晩御飯をお腹いっぱい食べて、満たされた気持ちで1日が終わる。明日は晴れますように。

ああ、そうそう。本日が平成最後の一日でした。こんにちわ、令和。引き締まった時代になりますように。

 

4.29 の長崎

長崎は今日も雨だった

というか、大雨だった。

飛行機で長崎空港へ、そこからバスで長崎駅。40分くらいかかりました。1330だというのに駅ビルのレストランはどこも大行列、なので、空腹を紛らすために焼き小籠包と角煮饅頭をベンチで食べた。

なんとかコインロッカーの空きを見つけて、路面電車で出島へ。

大島ミチル作曲の、草笛を生演奏で聞いて、それから、中華街へ。ポッペンを買って、江山楼でめちゃくちゃ美味しい長崎ちゃんぽんを食べて、息子の世界観がまた変わった、と、思う。夕暮れのグラバー園に強風と雨の中進み、息子は鯉のえさやり。嫁の携帯はすごく風情のある写真が撮れたのはいい携帯だから。

鼈甲細工で有名らしく、ストラップを買った。それから喜々津という駅まで移動。長崎周辺のホテルは予約が取れず。

そこで一泊。晩御飯はカステラ!ビジネスホテルの部屋で狭い中、箱を開けて食べた。

そのぎ茶を売店で買って飲んだらうまかった。

 

グラバー園の写真、ヨメが撮影

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ガラス細工のお店にてヨメが撮影

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長崎へ

迷った挙句に選んだ旅先は長崎。

ハウステンボスが目玉なのかな。

海外にも行きたかったが、空港がすごく混むだろうという話を聞いて萎えた。大勢が海外に出ていると思うので、フェースブックは自慢と承認要求で満開だろう。見ないぞ。インスタも見ない。というか、アプリを携帯から消したので、見てしまうこともない。

今は羽田に向かうバスの中だ。怪我や病気にならずに無事に帰ってくればよし。