風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

空転のセールス活動

営業の手伝いで技術者としてここ数日、作業しているのだが、どうも競合と比べて、贔屓目に見ても旗色悪い。プロの営業マンから見たらまだ逆転の目はあるのだろうか。そうとも思えないのだが。

ただ、営業としても、この案件は勝ち目がないからやめようとはなかなか言い出しにくいのだろう。こうしたらどうか、ああしたらどうか、と工夫を重ねずに諦めるのは敗北主義だと。

こうした、頑張りが足りないのではないか、という問いは、勝ち目がないことに力を使うのをやめよう、という本来の提案とは論点が違うので、話がまとまることはない。

その気もない異性の気を引くために、あれやこれやと振り回されているくらいなら、パートナーを探している異性を見つけ出す方が、経済的だと自分は感じる。

こちらが伝えたいこと製品の魅力をわかろうとしない客は、どんどんスルーしたらどうかと思うのは、技術屋の甘い発想なのかもしれないけれども。