急に寒くなったせいでくしゃみが止まらなくなったので、来年になったら忙しくなって休むことも難しくなると予想されるので、ここで休んでおこうということで、有給を消化してしまいました。
そうして午前中はぐーぐーと眠り、フジテレビのドラマ「刑事ゆがみ」を見た。
浅野忠信が実にいい味を出している。にこやかで、でも観察力が鋭くて、そうして違法捜査も気にしない、やさぐれ刑事、それでいて人情にも機微がある。
演出もしゃれていて、余計なシーンを全く挟まない画面の切り替え。ものすごくテンポがよくてスピード感がある。シーンのつなぎは視聴者が自分でやらないとならないのだが、そこに緊張感がある。まだ１話めしか見ていないのだが、脚本も面白い。
そうして嫁と家の近くの、パチンコ屋のとなりにあるステーキ屋さんにて昼ご飯。
T'S steak というお店。立地は最悪。パチンコ屋の景品交換所のすぐ近くの路地裏だからね。でも土地代が安かったのか、コスパは最高。おいしいステーキが２人で食べても3000円でおつりがくる。
そのあと、喫茶店で「悪魔とのおしゃべり」（さとうみつろう）を読んだ。
期待することが怒りの原因であり、そしてそれは愚かしいことだという話を非常に切れ味のある比喩で説明していた。
「全ての怒りは相手のせいじゃなく、相手に期待した自分のせい」
「街を歩いていたら急に外国人に怒鳴られて、『どうして、サムライの恰好をしていないの！ ここ日本でしょ？」と言われているようなもんさ。」
の部分がすごく気に入った。
人の怒りは、すべて、人やモノや自分や仕組みに期待をして、そうしてそれが満たされていないことに勝手に腹を立てていることに起因する、期待しなければ心は穏やかだということをわかりやすく書いていると思った。
夕方にユニクロにてジーンズを買ったのだが、激烈に足が曲げやすい。ジャージをはいているようだった。そのくせ見た目は細身に見えるので、これはぜひ試してもらったほうがいいと思う。２つ買い求めた。
なかなか散財した１日となり、パチンコで補填しようかと思ったが、店に入ってなんだかミスミスお金を失うのはつまらないと思われて何もしないで無事に帰ってきた。パチンコ病、確実に治ってきているように思う。
