風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

圧力

以前のプロジェクトでは、誰も技術的に頼れない中で、プロジェクトマネージャーは逃げ出してしまい、お客さんの質問の圧力をじかに加えられて軽い鬱病のようなものになってしまった。朝の4時くらいに手汗足汗をびっしょりとかいて起きてしまったり、夜中になかなか寝れなかったりしたのだった。そこそこ図太い性格のつもりだけれども、性格の基本は人に迷惑をかけずに無難に過ごしたい、気弱な常識人でしかないようだ。

昨日、なかなか解決できない問題に対して、誰か連れていくということで、自分が技術者として客先に行って攻撃されることを、ある社員に仄めかされてしまった。俺は当然俺にできることはやっているのだが、何しろこの会社、責任範囲が緩すぎて他のチームの協力がうまく得られない。ともすると押しつけ合い。他のチームに個人レベルでお願いするには、組織が大きくなりすぎた気がする。

それはさておき、だ。5時半に目が覚めてしまった。営業側もあまり今年の成績は奮わないようだし、新しくきた人を教育するキチンとしたカリキュラムもなく、メンター制度のようなものもない。組織間の連携をうながす統制も、会社全体の優先度付けもない。真面目な人が割りを食って、自分の時間を削って問題に取り組んでいる。

なので、言ったんだけど、頼んだんだけど、という言い訳が横行。でもそれしかないんだよね。それで社内が動かなくてもどうにもならない、どうしたらいいのかよくわからない。

30人くらいしかいなかった会社が、3年でもう70人くらいに増員。だがやはりそこで、これまでとは違う何かが必要になってきている。

とりあえず、もう一度、これから寝ることに挑戦する。