風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

人がいない

人口減少で競争が緩くなり、働き手は仕事を見つけやすくなるが、その分、多少の阿呆でも会社は雇わなくてはならず、同僚に恵まれにくくなるだろう。もろもろのサービスの品質は、阿呆が混ざるだけにこれまでの品質を保つのはむずかしくなり、行政のサービスレベルの低下も甘受しなくてはならなくなろう。修理や医療などの急を要して、しかも正確さも求められる職種にも、サービス低下は影を落とすだろう。品質の低下ととまに、おおらかさは世界に染みていくだろう。

冴えた力をもつ一握りは、冴えたもの同士でのネットワークを強めて、まるで別の世界のようなものの住人となるだろう。

経済は不活発になるが、人を代替する技術はもてはやされるだろう。企業は給料をあげないわけにはいかず、それは価格に反映するだろうから、物価は高くなるだろう。