出て行け、というタイトルの映画。白人の彼女とつきあっている主人公のクリスは、彼女の大きな家に行くことになるのだが、そこでとんでもない経験をすることになる。B級ホラーのような、サスペンスのような、ちょっと独特な設定が印象に残ります。出て行け、と、彼女の家で言われるからこういうタイトルなのかな、と思っていたのだが、多分違います。むしろ、出て行け!と言いたいのは、クリスの方。
前半と後半の映画のテイストはがらりと変わります。前半は何か不穏なサスペンス風ですが、後半はふつうにバイオレンスものになります。嫌なことがあったときに、世俗のモヤモヤを忘れさせてくれる映画の1つだと言えると思いますし、アメリカでヒットしたのも分かる気がします。
サスペンスものが好きな人にオススメ。