風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

発達障害アスペルガー受動型

10歳になるうちの息子に当てはまる部分が多くて、少し胸が痛む。人生で子供に苦労させたいと思う親なんていない。どうしたら大人になってから苦労しないで済むのだろうか、ということばかりを考えるものだ。

自分の心に少し鈍感なのが特長らしい。それ故に人の心にも鈍感なのだ。だから、心ないことを言ってしまったり、人と接するためにおどけた行動をとったりする。

何かについての自分の感想を言うことがすごく苦手なのも、そのせいだろうか。自分で自分がどう感じているのかを掴みにくいらしい。感想を書くプリントはしばしば白紙のようになる。

そのためなのか怒るべきところで怒れないのではないか、と心配になる。だから周りからなめられたりして、いじめのような目にあいやすくなる。なんだかわからないけれど、人とうまくいかなくなったりしそうだ。

 

そんな人間でも、つらい思いを人より余計にすることなく、ちゃんと大人になっていけるのだろうか。ずっと一緒にいて守ってあげるわけにはいかないのだが。

せめて一緒にいるときには、良い規範になるようにしたいと思うし、できるだけたくさんの時間を子どもと過ごせるようにしたいものだ。