風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

会社のメールを見てみた

あれこれと自分宛にプロジェクトから依頼が来ているが、もう降参してほっぽり出すことにしてしまったので、ごめん、それはやってあげられないよ、と心の中で謝る。

人に迷惑をかけることになるが、自分の人生に迷惑をかけるわけにはいかない。

ひどい人だったね、と、語り草になるかもしれない。

ま、そんなところなのだろう。

 

他、もう一社、自分が面倒見ている会社からも、どうやら俺の働きが期待通りでないということでクレームをあげてきているらしい。どうしようもない、と思う。1週間に1日だけ対応することにしてなんとかカバーできる範囲ではないんだよね。自社製品の品質がしょっぱすぎる。問題が起きすぎる。こんなに問題が出てくるとは誰も予想していなかったのではないだろうか、俺も含めて。お客さんが怒るのは当然だと思うけれども、俺に向かって怒るのは、冷静になってもらえれば正しくないとわかってもらえると思う。

製品が成熟してなさすぎるのだ。

このせいで生じる激しいメールのやり取りも、俺を疲弊させたものの一因だと思う。

 

ヨメはそんな製品の下で働くのは早くやめにして、もといた部署でもっと安定した製品のために仕事をしたほうがいいのではないかという。

会社が儲かっているので人をどんどん増やしているけれども、ソフトウエア製品が不安定なのを人を増やすことで補えるとは考えにくい。