風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

お客さま激怒

引き継ぎしてないじゃんか、という怒りメールが上司に来たので、上司から引き継ぎ用の資料を作ってくれ、それでおしまいにしよう、という心強い連絡。そのメールを読んだだけで、どーっと手汗が出てめまいがしてきて、そして人の声が聞こえなくなった。本当にこのお客さんのこと、オレは嫌いなんだな。

とりあえず資料をまとめた。

怒りメールをスクロールすると、上司と先方とのやりとりが読めた。

曰く、大げさに報告されてるとか、ちゃんと仕事の分担はされていたとか、大した仕事量ではなかったはずだ、などなど。これくらいで弱音を吐くな、ということだが、そういう彼のメッセージそのものが、彼がいかに俺に対して厳しく接していたのかを逆に説明していて、読んでいてなんだか気が滅入った。

病気になったことの正当性を議論してどうしたいのだろう。俺が弱くてダメなやつなのが悪いのであって、自分らは悪くないと言いたいのか。

ガッカリした、と、メールにあったが、さすがは俺のボスはサラリとガッカリした、を受け流していた。

 

だいぶん回復してきたように思う。が、もう1週間だけ休みをもらうことにする。