嫌われる勇気、は、衝撃的な作品だった。
2冊目は大抵は出がらしだと思っていたのと、タイトルが好きになれなかったので敬遠していた。幸せになるのに勇気が必要?ん?なんかしっくりこないぞ、と。この本はタイトルで損をしていると思う。これは嫌われる勇気の実践編だ。なので「嫌われる勇気 実践編」というタイトルにしていたならもっと俺は早く手に取ったと思う。今回手に取ったのは、自分の承認要求が自分自身を苦しめる原因になっているのだ、と深く打ちのめされたので、その承認要求という言葉でネットをうろついていたら、アドラーの哲学にたどりついたからだ。
NHKの「100分で名著」がYoutubeでアドラーが扱われていたのが発端だ。
教育者として、親として子どもにどのように接するべきなのか、についての新しい指針を与えてくれると思う。
大学の教育学科はこの本の内容の履修を必須にした方がいいのではないかと思う。