あれもこれもやってくれ、と、お客さんから電話。使っている側から見たら気になることは枚挙にいとまなし。ひどいもんだと思うけれども、そういうものなんだ、と、言い張って居直るより仕方がない。済みませんね、と、謝って後はもうやれることを少しずつやるしかない。日本中のあちこちのプロジェクトで問題を起こしている、ダメ製品。
日本人のように細かいことが気になる民族には向いてないのではないか。
自分よりもできる人があまりいない、という事態を目指して働いてきたので、クビにできるものならやってみろ、と啖呵をきれないこともない。俺がクビになったらお客さんだって困ることだろう。が、助け合える人が本当にいないというのはなかなか孤独なものだ。
こんなことを淡々と書けるようになった自分がとても有り難い。3週間前ならもう押しつぶされて、グッタリしていたに違いないのだ。