風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

老子への道、遠く

最強の哲学は老子だと思っている。

老子ではこういう。

 

無為であれ。

 

作為的に何かをするべきでない、と。

作為的というのは、何かを期待して、何かを求めて、行動することだ。計画的であってはならないわけだ。

 

子供の頃から教えられてきた習慣や教条と正反対じゃないか。そんないきあたりばったり!

成功のノウハウを書いた本はみんなダメといあことになる。何かを狙って行動するわけだから。

老子はしかしそうした、無為自然の中にのみ人の平安はあると言う。

息子への教育がわからない。計画的でないと不都合が出てくる、が、計画的であることでたしかに我々は何かを逸してると俺も思うのだ。