昨夜完結。
ネタバレ書きますので、ご注意を。
以下、ネタバレ。
長いこと疑問となっていた女生徒を自殺に追い込んだ真犯人は、実はテレビの前の自分だったというビックリの野心的な展開。なるほどだから、あんなに念入りにネット民の反応を番組で煽情的に演出していたのか。
新しいオチだし、終わった後も、なーんだそれ、とはならなかったので、うまくいったのではなかろうか、ドラマとして。
ネット民がギャーギャー騒いでいる様子は、アイアムヒーローなどの漫画ではすでに使われていて、馬鹿どもが騒いでいる有様、としてよく描かれていたが、テレビでここまで正面から言葉の暴力を描いたものは見たことがない。
それもこれも、菅田将暉の汗だくヨレヨレのシャウトがあるからだ。いいキャスティングだったと思う。
本編の中でメッセージされていた、友達を頼れ、言葉の暴力をつかうな、何かを言う前に少し考えろ!という生徒たちへの言葉は、最終話で柊先生がネットに向かっていっていた言葉であった。
考えろ、もっと!という、このドラマの最も伝えたいテーマは、毎回、柊先生が生徒に向けて違う文脈で言っていた言葉だった。
Let’s Think.