風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

約束のネバーランド

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流行りものなのでツタヤで借りてきて読んでみた。孤児院で育てられた子供達は、実は外の世界を支配する魔物の食料として育てられていた。それを知った3人の子供たちは、そこから脱走するための準備を始めるが、子供らを見守る収監係の、ママ、が、彼らの前に立ちはだかる。そんな話。

戦う相手が人間社会のシガラミとか陰謀とかかと思っていたら、異形の生き物だったとは。脱走したあとは、その異形の者たちと闘わなくては話が進まないだろうから、これは結構、話を作る方も先が苦しかろう。

孤児院の中だけで話が進むので、この世界観に馴染みきれないままに話を読むしかないのが、共感の妨げになってはいる。が、企みとそれを阻止しようとする者、の知恵比べは、デスノートを彷彿とさせられて面白く読める。