ヨメが仕事で出かけるけれど、ムスコは春休み中で大人が誰も一緒にいない。もうすぐ5年生になるわけなので、なんの心配もない気もするが、ヨメの要請で仕事を休んだ。単に休んで家でゴロゴロしていてもムスコもつまらなかろうと、企画したのが三島のスカイウオークへの旅。かなり大きな富士山が楽しめた。
天気もうららかで暖かなので、桜の花も今日でドンドンとほころぶことだろう。
三島からはタクシーで3000円というのが少し痛かったが、バスが1時間に一本ではしかたない。三島の駅の周りも何にもないし。
橋を渡った先でジップラインとそれから、アスレチックを楽しむ。春休みどこにも行かなかった、と、ムスコに思わせたくないということで、なんとかかたちにした。
橋の向こうについてから、アスレチックの予約時間まであと一時間。何にもできずに待つしかない。春の日を受けながら、右の頬が暑なってくるのを感じつつ、ただ時間が過ぎるのを待つ。時間に追われる毎日とは逆だ。ささやかながらの時間への復讐だ。