風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

タクシードライバー

ロバートデニーロが若造で、ジョディポスターが13歳の役なので、すごい古典だ。一度学生の頃に見たのだが、また見てみようという気分になり二度目の鑑賞。

数年前に2ヶ月くらいアメリカで暮らしたので、この映画のアメリカの景色の汚れ感、閉塞感が、前よりもよくわかる。俺は何のために生きているんだろう、という根源的な問いの中で結局は破滅的な答えしか出せずに、そしてその答えとて結局は現実を変えるには至らない。

アメリカってこんな感じだよな、と、思うとともに、大人の目線で若い頃の閉塞感を見つめた。

なんども流れるサックスが悲しく美しい。