風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

あなたの番です


あなたの番です最終回実は真犯人公開してた!?

 

あなたの番です、というドラマが話題なので第一話をHuluで見てみた。Huluは有料サービスなのだが、この番組だけは見放題になっているのだ。

交換殺人、猟奇殺人の話で、秋元康がプロデュースしている、ということ。その辺は知っていた。第一話は竹中直人の演じる管理人は、誰でも1人くらい殺したい人はいるでしょう?あんた、わたしのこと殺したいでしょう?と持ちかける話がポイントになる。それでなんとなく殺したい人を投票するという、とんでもな展開になる。ここにのれるかどうか、が、このドラマを楽しめるかどうかの大きな分かれ道になると思う。

自分は乗れなかった。

誰かを殺したい、というその動機は、復讐か、緊急避難、正当防衛、などが、どうしても必要で、古典的な殺し合いの「バトルロワイヤル」は自分が殺さなければ殺される、という設定があって、だからこその殺し合いの成立だった。「ダンガンロンパ」というゲームは、殺意をあおる、ものくま、というキャラがいて殺意が成立するようになっていた。これほどにも、殺意なんてモノはそうそう抱けるモノではない。自分も、誰か殺したい人がいるでしょう、といわれても、基本的に人にそれほど関心がないので、いいえ、と答えることになるだろう。

そんな展開について行けた人は、この長いドラマを楽しむことができるのだろう。自分は第一話を途中まで見て「つらい」と思って見るのをやめた。

 

こんな始まり方にしていたらもう少し見られたかもしれない。

自分が偶発的に事故的に殺してしまったある人物、実はその人物のことを殺したいと思っていた男(女でもいい)がいた。その人がいうのだ。「お礼に私があなたの殺したい人を代わりに殺してあげます」と。さあ、誰かの名前を言いなさい。

まあ、最初の1人が誰かに殺されれば、あとはいろいろ話の展開が作れるよね。