The Guilty


映画『THE GUILTY/ギルティ』予告編

 

警察の緊急通報の担当が耳にしたのは、誘拐されたとおぼしき女性からの通報、そしてそれを受け持った男性は彼女を誘拐犯から救うべく、司令室から、電話だけをあちこちにかけて事態を打開しようとする。

場面はずっと緊急通報の受付室。あとは電話越しに聞こえてくる音で、主人公の男性も、それから映画を見ているこちら側も状況を推測するしかない。主人公と映画を見ているこちら側も、同じ情報量しかないということで映画への没入度は満点だ。少しずつ明らかになっていく真実、女性には子供がいること、それから誘拐したと思われていたその誘拐犯は彼女の夫だったと言うこと(なのでいわゆる「誘拐」とは違う)。

電話越しからの声や音声で次第に明らかになっていく事実の中で、主人公の彼が奔走してきたことがどのような意味だったのか、電話越しに捕らえた断片的な情報だけで判断することがどのような恐ろしい結末を招くのか、が、やがて明らかになる。

サスペンスものが好きな人には是非見て欲しい。

映像の「間」がいい。何もしていないシーンが随所に出てきて、主人公がぼんやりしている場面があるのだが、それが逆に緊張感を与えてくる。

 

THE GUILTY というのは「罪」ということになるのだが、最後まで見ていると、思いがけないところに「罪」があったということに、その決着に慄然とする。いいタイトルだと思う。

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