風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

LINEのグループ

久しぶりに集まった大学の頃の仲間たち。

早速、学科のグループ、というのをLINEで作って、俺にその中の1人が送ってくれた。お、きた、と思って携帯の画面をサッと押した。その下に書いてあったのは、拒否、の二文字だった。あれ?

拒否してしまったらしい。

すると、そのグループ間のやりとりには入れなくなる。当たり前だ。そういうものを選んだわけなのだから。

みんな次々と携帯を見てワイワイ始めた。あ、写真が来た!とか。寂しい。しかし、俺のLINEには何もこない。仲間外れ感がハンパない。

拒否をしたからだ。天罰てきめん。

あのー、誰か助けてくれる?と俺は言った。拒否してしまったんだよ、間違えて。

LINEの使い方はよくわからない。二人の女子が、俺のためにいろいろ奮闘してくれた。こうすればいいんじゃない、ああしたらどうかな、と。そして招待を再送してくれた。

助かった!

俺のために何人かが無償で何かをしてくれるなんて、俺のために頑張ってくれるなんて、なんだか懐かしい感じだった。それは30代を過ぎてから、ずっと忘れていた感じだ。

それを味わえただけでも、参加した甲斐のある集まりであった。