Amazonの見放題動画に、四畳半神話体系がやってきて嬉しく見ている。
タイムリープ物は大好物だ。現実の世界でどうしてもできないし、そうして、もしあそこでああしていたら、と思うことが多いからだ。
主人公は毎回色々なサークルに新入生の時に入るものの、毎回、無念の不本意な結果に終わる。どーやっても小津という男と知り合って、そうして明石さんという女性とのつながりは持てそうで持てないまま、残念な終わりを迎える。
本人が同じである限り、違う道を選んだつもりでも、同じような末路を辿るという考え方は、どうなのだろうか。違う道を選んだことで人生ががらりと変わるのでは、と、思うし、主人公もそうなのだが、結局はうまくはいかない。
俺がもし別の大学に合格して、別の会社に入って仕事をしていたとしても、やはり似たような運命になったのだろうか。最近はそうかもしれない、と、思う。心の従うままに道を選んでいくと、やがて、その人にとって自然なところに帰着するのだ。
違和感のあるところからは遠ざかり、心が馴染むところに人は引き寄せられていくのだろうから。