風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

蒲鉾

正月前なのでデパートの地下の食品売り場は、まるでいつもと違う。高そうなステーキ肉が妍を競うようにように飾られているし、たらば蟹の煮たやつとか、イクラとか、数の子とか、お正月用品に売り場は占領されてしまっている。一方でしらす干しとか、サバの干物などの日用定番品は見当たらない。

中でも目を引くのがカマボコだ。こんなにカマボコメーカーはあったのか、と、呆然とするほどに蒲鉾は魚屋さんに並ぶ。蒲鉾の種類も50くらい並んでいるように思える。蒲鉾の味に通じていない自分は、どれを選んだものやら目がクラクラする。

 

家で留守番していたら、ヨメがカマボコを買ってきた。

なので早速、どういう基準でこの品を選んだのかを尋ねてみた。

小さいのにした、と言った。

確かに半分のサイズのやつを選んだ模様。

我が家は三人しかいないので、これは納得だ。

カマボコを買うときに一緒にいた息子に、どれにする、と聞いたときのこと。

一番高いの!と言ったらしい。こちらは高いけれど量が少し多いから、かも知れない、ヨメがそう言ったところ、1グラムあたりを暗算して、もっとも値段が高いのを選んだとのこと。

それから、裏返しで材料を見て余計な材料がすこしでも入っていないものを選んだとのこと。

 

頼もしい、かな?