風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

中学入試の見学

朝の5時半に目覚めると外はまだ暗闇だ。本日は、息子が来年になったら受験に行くかもしれない中学校の受験の日、1年前に事前にその学校に行って受験の様子を見ておくといいらしい、という話を塾の先生から聞いたヨメが、それでは行ってみようということで、受験はしないのだが受験の会場に朝の8時にいくこととなった。

うちは片田舎なので朝の8時に受験の会場に到着するようにするためには、朝の6時半には家を出なくてはならないのだ。5時半に起きてしまったのはヨメがさっそく目を覚まして何やら準備をしているからで、年をとると眠りが浅くなるモノらしい。

B型の人間は夜が強いのではないか、或いはAB型は睡眠不足に弱いのではないか、どちらともわからないが、兎に角眠くてたまらない脳みそを引きずりながら電車に乗った。

塾の会場にいくと、聞いたことのある大手の塾の先生たちが学校の近くで応援をしにきていた。俺が塾生だったらプレッシャーを逆に感じてしまうだろう、ありがた迷惑。だがまあ、それでさらに気持ちが引き締まる子供もいるのだろう。しらんけど。

学校の校門で様子が分かったのでもう帰ることにした。俺は図々しく入試を受ける子供らをさらに会場まで行って見学しようかと思ったが、建物の入り口でここからは入試をする方のみお願いします、と先生が言っていた。俺はそれでも平気で入ってしまうような無法者なのだが、子供がもう帰ろうよと弱気だったのでそれに従うことにした。入らないことにしたと戻ってくると、その結果に勇気を得たヨメがさらにだめを押した。入試を受ける子どもたちの迷惑になるでしょう、と。見物にいくことがそんなに彼らの迷惑になるとは思えなかったが、言い争っても詮のないことだし、自分が少し非常識なのは自覚もあるので、元来た路線で1時間くらいかけて家に戻った。

眠くて仕方がなく、しかも少し風邪気味で咳き込んでもいた。なので、風呂に入って冷えた体を温めてから布団に入ってそうしてそのまま眠ってしまった。