風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

女の人を怒らせない技術

 

 ヨメは別にして、俺は別に日常で女の人を怒らせるようなことはしていないつもりだ。人もそんなに怒らせていないと思う。怒るというのはなにかを期待していてそれを裏切られたから湧き上がる感情だと思うのだが、あんまりいろいろなことを世の中にも人にも期待していないので、残念に思うことこそしばしばあるけれど、悲しい時もあるけれど、怒る、ということは俺にはないのだった。

 この本は、実体験から、ケーススタディ式にこういうときにはこうしてはいけない、こうしたらよい、ということがマンガで親しみやすく書いてある。女性がそんなに多い職場でもないので、この本で得た知識はたぶん当分使うことはないのだけれど、読み物として面白かった。

 マンガのキャラも女子が中心のものが男性漫画にも多くなってきて、スポコンもので育った自分には隔世の感である。

 この本を読みかけにして床に置いていたら、これ見よがしにこんな本を置いて、と、怒られた。怒らせない技術の本には、この本を床に置いておくな、とは書いてなかったものだから。