風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

運で生きている

ヨメがAmazonで何かを買うとかで、俺の会社のメールアドレスにアクセスコードが送られたから見てほしい、というので見てみた。そのコードはすぐには来なかったので届いていなかったが、代わりにプロジェクトマネージャーからのメールが目に入った。これこれが出来てないので月曜日の9時までに返事が欲しい、と、書いてあった。それを読んだ時に、ぶわっと足の裏に緊張と不安で一気に汗をかいたのがわかった。

落ち着いてメールを読めば、別に高圧的なわけでもないし、無理難題を押し付けられているわけでもないのだが、反射的にこれはヤバイぞと体が反応したらしい。

まずは、ヨメの行動のおかげで月曜日に焦らずに済んでよかった。さもなければ休日に会社のメールをチェックすることなどしないので。自分はこうして見えにくいモヤのような運に守られている、と、思った。また、これに助けられた、と。

そして、このようにメールの送り主に対して自分は何かと緊張しちゃうのだな、と、思う。

 

苦手なものや人に対しては、それを我慢したり、それから目を逸らしたりせずに、ただ、自分はこれが苦手なんだよな、と、意識するだけでよい。克服しようとしなくてもよい。

マインドフルネス、という心理療法はそう説いている。

あとはその気持ちに寄り添うのだ。苦手だよね、苦手なんだよね、と。それを押さえ込もうとすると、適応障害を発したり、ひどい時にはうつ病になると思う。