風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

寝れないので入浴

400に闇の中で風呂に入る。

バスタブに身を任せて、目を瞑ると勝手にいろんなことを思い出してしまう。子供の頃のこと、大学生の頃のこと。色々だめだったし、変だったけれど、あれはあれでなかなか楽しい日々だったなあ、と、まるで走馬灯。軽い臨死体験を経てこれ以上ない気分転換はできた。

湯に浸かりながら記憶の流れに任せて、勝手に色々思い出させて、あれはよかったよな、と、思うのってきっと心によいと思う。

心を満たすのは、温かな、感謝、感謝、感謝だ。親に、時代に、友達に、そして俺を守ってくれていた目に見えない力に。心がゆっくりと金色に濡れていく。ありがとう、で。肺を空気で満たす。こんな気持ちになれるのは、明け方、一人ぼっちで闇の中に身体を委ねてしまったからだろうか。

 

前に適応障害になって不眠になった時も、よく闇の中で風呂に入ったな。

ただ、あのときは病気だったので何に思い出さず、ただ心の中もずっと真っ暗な感じだったな。