ヨメが肩と背中をマッサージしてくれた。あと、腰。血行が良くなったからか、導眠はスムーズであった。
ずっと自宅勤務の一週間、起きたらコタツに入って夜までコタツでパソコン叩いたり電話会議したりだったので、動物というよりも植物に近い感じだった。太陽にもあたってないし、歩いた距離も一週間で500メートルくらいじゃなかろうか。不眠になるのもわかる。
そんなわけでまた草木も眠る頃に起きてしまったわけだが、土曜日なので昼間に眠くなっても良いわけなので、悲しむのはやめにして前向きに考えることに。
緊張生の不眠に役立ちそうな、瞑想用のアプリをあれこれ試すことにした。入れて試して消して、を繰り返した。ようし、こうなったら、眠れない夜に役立つアプリで一番いいのはどれか決めてやろうじゃないか。気がついたら1時間、過ぎていた。
numina
というソフトをオススメしたい。
自然の音楽
瞑想のレッスン
朗読
などがあり、俺は瞑想のレッスンというのを試した。女の人の声に従いながら、椅子に座って呼吸に集中する。姿勢を正して、吸って、吐いた。日中に感じていた不快な思い出が時々勝手に心に浮かんでくる。が、それはそれとして認めつつ、あ、また思い出したんだな、と、思いつつ、また、呼吸に集中する。お姉さんが時々ゆったりとアドバイスしてくれる。頭に色々浮かんでもよいのです、呼吸も深くても深くなくてもいいのです、とにかくお腹の膨らみと凹みに注意をするのです。
するといつの間にか、何にも考えてない時間が数秒持てるようになった。
あ、いま何にも考えてなかった、と、そんなことをまた考えてしまうのだが、それも許しつつ、呼吸に集中する。
少し頭が軽くなったので、布団にはいることにした。息子が夢を見ているのか、んんんー、と唸っている。大丈夫だよ、と、囁きながら頭を撫でてやる。
瞑想がうまくいったからなのか、630まで意識がなくなっていた。
今回の不安と不快のやってくる状況を、瞑想を覚える良き機会ととらえよう。