風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

上司はオースラリア人

仕事が今つらいことを伝えた。英語で話さないとならないので、事前に、能力が足りない、とか、気持ちが重い、などの単語を辞書で調べておかないとならなかった。上司はオーストラリア人で30代のおっちゃんで、日本人の女性と昨年結婚した。陽気だけれども、繊細さもある、とても頼りになる人だ。ずっと働き続けてきたので休みたい、といったら、どれくらい休みたい?1週間?2週間?と言われてしまい、なんだか逆に休みたいという気持ちがおさまってしまっていた。不思議なもので、休めない、となると休みに対する飢餓感が強まってくるのだが、いつでも好きなだけ休んでいいよ、といわれると、意外と働けてしまうものなのだ。

今は無理だよ、とか、他の人も頑張っているのだし、と、そういって慰めたり激励してくるような人も多いように思うのだが、そういうことをしなかった彼を俺はちょっと尊敬してしまう。

汗ばむ陽気になって出かけていくのが辛くなる頃に、

ずっと冷房の効いた部屋で映画を見たりゲームをやったりして過ごせる日々が来ることを楽しみにしながら、今しばらく頑張ろうと思う。