風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

道は開ける

カーネギーが悩みの解決について書いた名作で、俺のこれまで読んだ本の中で一番いい本だ。

330にまた起きてしまったのだが、10分後にまた眠ることができたのはこの本の内容を思い出して、実践することができたからだ。

 

今日1日を生きろ。

最初の章はこれだ。

明日や、将来のことを先取りして、悲嘆に暮れたり憂鬱になったりすることをやめて、兎に角、今日をなんとか生きていくことに力を入れる。

目先のことをひたすら捌いているときには、悩んでいる暇なんてないのだ。

 

次の章はこれだ。

最悪を覚悟しろ。

逃げようと思うと余計に怖いし、実態を見誤る。俺の場合の最悪はプロジェクトからクビになること、くらいのように思えたが、これは全然最悪ではない。あとは、プロジェクトをやめさせてもらえずに、ずっと怒られることに不快と不安を感じながら働き続けることかな。それは確かにイヤだ。これについて覚悟してみた。もういいや、そうなってもいいや、怒られ続けて生きていこう。

腹をくくったら少し気持ちが落ち着いてきた。

 

もう一度本棚から探して読んでみようと思う。