風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

石原さとみのネイル

5年に一度くらいの大当たりの夢を見た。

 

石原さとみが俺のことが好きで、俺のことを後ろから抱きしめながら、ねえもう行きましょう、と、どこかから誘い出そうとする夢だ。

ネイルが俺の目の前で玉虫色に光っていた。緑のような赤のような。角度によって色を変える不思議な爪だった。爪の形が綺麗な流線型だった。さすが石原さとみともなると爪の美しさが普通ではないな、と、夢の中の俺は納得した。

よし行こうか(どこへ?)、と、立ち上がると石原さとみが何故だか仰向けに倒れていて、胸元がはだけていた。胸はあんまり大きくなかった。

 

ふしだらな出来事はなにもおこらずに、我々はどこかへと手を繋いで、藍色の闇へと溶けていった。

夢はこれで終わりだ。

 

すごい豪華な夢を見てしまったと、目が覚めてからしばらく布団の中でぼうっとしてしまった。その豪華な夢の気配にしばし浸った。