風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

530まで寝られた。

上長から休暇申請への承認が来た。これで10日分というビッグな有給のチケットが手に入った。コロナの時勢なので、何処かに旅することは控えるつもりなので、ひたすら横になって体を休めたり、頭を休めたりすることに従事したいと思う。実家にも少し顔を出そう。

プロジェクトメンバーにもその長い休みについて激白。戦場で撃ち合いしている連中を尻目に、俺帰国するわ、と、ヘリで離脱するような感じで申し訳なさは拭えない。が、逃げるは恥だが役に立つ

プロジェクトマネージャーも内心の部分まではわからないが、少なくとも表面的にはお疲れさま、少し休んでください、という大人の対応。もう休むことが上司によって承認されてるからには、そこで恨み言を言うのは何の利もないもんな。本心から休んでくださいと、は思ってはおるまい、恐らくは。でも、頑張ってたな、くらいには思ったか?

かくして、不安材料が片付いてきたためか、久しぶりに背中にいい寝汗をかいて目覚めたのも530。かなり健康的になってきた。起きた時に、湿った布をかぶった時のような惨めな悲愴感がこないだまではあったのだが、今朝はない。

夜中に目覚めて暗然と座り込んでいた過去の俺よ、その苦しみはやがて溶けて消えていくようだ。