今のプロジェクトでは、なんやかんやと俺の理解と違うことを無理やり押しつけられて、やむなくそのようにすることが重なってしまい、いつしか自分に自信がなくなってしまったのではないかな。
苦しかったときの話をしようか、という本を紹介してくれる、サラタメ式という動画で、サラリーマンがどういうときに最も苦しいのか、について語っていた。サラリーマンにとっての地獄とは、と書いてある。
おかしいよな、と、思えるような指示に対しては、無責任スイッチをオンにして、言われたから言われた通りにやる、という具合に働いたらいいのだろうか。多分それはうまくいかない。目を逸らしても誤魔化しても、本当はおかしいよな、という気持ちは消せないからだ。
その本の紹介では、そういうものに対しては、どうしたらいいのかについては語られていない。
この仕事は彼の持ち物で全責任は彼にあるのだから、もう言われた通りにやろう、と、やはり心を石にするのが現実的な処世術なのだろう。
みんなどうやって乗り越えているのだろう。
俺だけが人並外れて心が弱いのだろうか?
もうこんなプロジェクトはつらすぎる、と思う自分の数分後に、なんとかなりそうな気分の自分が心に訪れて、まるでマーブル模様だ。自分の心をよりどころに行動を決めるわけなのだが、それが、定まらない。昨日の天気のようだ。強い風が風向きを定めずに気まぐれに吹き荒れている。なんだか不安定になっているのではないか、と、昨日は少し心配になった。
が、今日は違う考え方ができる。
多分、なんとかなりそう、と思える心が、つらすぎるという自分を制圧しようとしている、過渡期なのであろう。
不安定になったように見える。が、もうダメだで安定していたものを、塗り替えしつつあるのだ、多分。
もう大丈夫かも、と、思えるのは、よく昼寝したあとと、風呂でくつろいでいるとき。
もうダメかなと思えてくるのは、昼寝する前の眠い時と、明け方に起きた時。
認知をベースにする行動がかくも危ういので、瞑想がもてはやされつつあるのかも知れない。