凪待ち

香取慎吾主演の映画を見た。

とにかくやりきれない映画だ。競輪にハマってしまったギャンブル依存の男が、自分の愛人である女性とその娘と宮城に帰る。石巻へ。震災の被害の爪痕残る石巻。何故愛人扱いかというと、彼女がの元夫から生活費をせしめるためだ。しかし、ある日、彼と彼女は諍いを起こして、そして彼女は車から下されて道に取り残される。香取慎吾は彼女を置き去りにする。

そして彼女は死体で発見される。

娘を引き取りたくても、婚姻関係にはない。

そして彼はギャンブルのために、使ってはいけないあの金も、この金も、みんなギャンブルにつぎ込んでしまう。まるで我が身を罰するかのように、お金をつぎ込んでいく。

そんな香取慎吾に感情移入、自分はできなかった。ギャンブル依存症でないからか?香取慎吾がノミ行為をしている事務所を襲うシーンもあるが、何故それをやったのか、どういう発想なのか、わからないままになったので、なんだか置いてきぼりな感じはした。

役者はどの人も良かった。これは香取慎吾の代表作といえる骨太の作品になったと思う。身を持て余す感じがずっと漂っていて、彼から目が離せなかった。