風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

風のたどり道

日曜日。近くの寿司屋さんのお弁当を奮発して買った。1000円のちらし寿司では具が少なかったので、店員さんに頼んで1600円のちらし寿司を作ってもらった。夜にムスコの胃痛が深刻なことになり、胃薬飲ませたり、胃のツボを押したり、軽い騒動になった。結局、ホットミルクが胃の粘膜を守ったらしく、やがて落ち着いてきた。勉強のさせすぎなのか、それともコロナでこもっていたことによるものか、小学生にしてすでにおっさんのような病気に見舞われていて可哀想である。

夜は鶏肉のカレー粉炒めと、レトルトカレー

ムスコはやがて胃の調子が良くなって、そのあとはヨメのつくったおかゆをガツガツ食べていた。

 

午前中はスカウトの上進式。時代を反映して、ZOOMによるインターネット経由の式となった。いろいろ異例のことが起きるが、なんとか人間たちは文化を維持しているなあと思う。

午後は、面白そうなゲームがないかPS Storeを眺めて過ごす。

 

読みかけていた、ナナメの夕暮れ、と、あるいて行くとぶつかるのだ、を読了。

ナナメというのは、若林氏のものの見方についてだったと第二部を読んだらわかった。歳をとったことで世の中を斜めから見るという彼の癖が自然に消えていきつつあること、について触れていた。彼のかざらない真っ直ぐな自省が、真っ直ぐなだけに剥き出しでこちら側の心にも刺さってくる。人を斜めに見ること自身が、自分を傷つける刃になるのだ、という彼の自省はなんだか胸に迫った。

 

あるいて行くと、の、最後の章も、歳をとったことについて触れていた。