風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

図解 頭のいい説明「すぐできる」コツ

 

どんな仕事でも人に説明することは大切なのだろうけれども、コンサルタント、という肩書きで仕事をしているので、説明の巧拙は仕事の結果に大きく影響する。この人は説明がうまいな、と思ってもらえれば、信用も得られるので、そのまま提案ものんでもらいやすくなる。そんなわけでどうやったらうまく説明できるのか、という、コツのような技術のようなものにはいつも興味があるのだが、この本はとてもコンパクトでそしてポイントを得ていた。50歳を越えてしまった自分にとっては、それは大発見、というようなものは少なかったのだけれど、読んでみて、そうだよね、と、再確認する記述がかなりあった。

会社に「この人の説明はわかりにくいな」という人がいるのだけれど、その人の説明がどうしてわかりにくいのか、改めて分かった。この本に書いてある、やってはいけないこと、だらけだったからだ。

人に何かを説明する仕事、コンサルタントや、塾の先生、営業、などの人には是非手に取ってみてもらいたいと思える1冊である。