買ってきて水槽に入れた日はすっかり怯えてしまって、どこにいるのやら見つけるのが難しかった。いなくなってしまったのか、とか、ジャンプして水槽から飛び出してどこかで干からびているのでは、などと心配したものだ。
が、この写真の右の方の棒のような魚がドジョウなのだが、水槽になれたようで餌の時刻になると、上に下にと自由に泳ぐようになった。
危なくない、と、認識したからか、隠れる場所が頭に入ったから安心しているのか、こんな小さい魚にすら学習というものがあって変化していけるのだということが面白い。
それはそれとして明らかな過密水槽。観賞用としてももはや少し微妙なくらい。少し死んでもいいようにと多めに仕入れたのが、うれしい誤算で一年経って死んだのは2匹だけ。生き残りは少しずつ肥えていき、次第に水槽は窮屈そうな様相になってきた。