風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

汚れちまった悲しみに

中原中也

一緒に働いている人と電話会議をすると、その人の押しの強さと、ネチネチした説明、自分が合ってるに決まっていると信じて疑わない態度、わかるように教えてあげるよという啓蒙的な姿勢、要するに、自分は必ず正しい、と、まずはそこを信じている人と仕事をすると、まーもーどーでもいいよ、好きなようにやりなされ、という気分になってきて、仕事が終わったあとで風呂に入らずにいられない。心の汚れを落とすために。

資料の直しもネチネチと粘り強く細かいことを言ってくる。製品についての知識がないという負い目を自分の気持ちとして、そして相手への印象づけとして補いたいのだろう。細かくマウンティングしてくる。

電話会議でスピーカーを使ってその人の声をだだ流しにして2時間くらい打ち合わせをしたら、横で話を聞いていたヨメが、毒にやられた、的なことを言っていた。

この人と別々の仕事が早くできるようにならないものかなあ。