風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

有給とったのに仕事

本日は、遅すぎる夏休み、だ。

会社に休暇も申請して堂々と休める日なのだが、朝、打ち合わせを実施。電話会議で30分くらい話し合った。ヨメは休みなのに働かされてると、俺の代わりに憤っていたが、まあ、本人としてはこれくらいならいいかな、という感じ。なにがしたかったということがあるわけでなし。

電話会議が終わった後も、きていたメールに対していろいろと対応したのだが、そのとき気がついた。

 

なんだかいつもよりも楽しい?

 

いつもと同じようなことをしているのに、だ。

やらなくてもいいのだ、休みをとっているのだから。でも、やっているということは、つまり、もはややらされているのではなくて、自分の意思でやっているわけだ。やらされているのではなく、自分でやりたくてやっている、という状況がこんなにも晴れやかでのびのびしているとは。

無敗伝説の麻雀の神様、桜井章一が若い頃に、これぞと惚れ込んだ人の下で数年給料なしで働いた、という話がある。賭け麻雀で暮らしてたのだろうな。給料なしで働くことはとても楽しかった、と言っていて、ほんとかな、負け惜しみとかじゃないのかな、と疑っていた。

が、今になってわかった。この感じなんだろうな、と。

無論、お金がないと暮らせないから、真似なんてできない。でも、やらなくていいのにやっている仕事、の中に実はほんとうの仕事の楽しさがある、ということは意識しておきたいとおもった。

 

まあでも、1時間くらい仕事したら散髪に出かけてしまったわけなのだが。