体の不調は、自律神経の不調からくることが多い、とこの本の作者は言う。
自律神経が不調になるのは、自分を取り巻く環境がそうさせている、と。
「感情」「環境」「相手の様子」「自信」「時間」「体調」「予期せぬできごと」「天気」がどうなっているのか、によって、自律神経が乱れる、と。そうしてそれらに対して自分が反応するのか、が、自分の体を保つために大切なのだ、という。
ゆっくりとしゃべること、が、大切なのだという。それから背筋をまっすぐに伸ばして呼吸も深く吸って、そういうことを大切にしながら話をしていくと、健康に良いのだという。話し方というのは、コミュニケーション学ではなくて、医学なのだ、と言い切るこの人の語ることはちょっと斬新だ。