心を病んだらいけないの

 

 まだ読み始め。

ヨメが面白いから読んでみたら、というので、読み始めたのだけれど確かに面白い。

過去や未来にとらわれずに生きていくことが心に平安をもたらす、という、マインドフルネスの話はよく聞くわけだが、それを体現している人たちとして「ヤンキー」たちを例にしているところが少し斬新かもしれない。「ヤンキー」のことは俺はよく知らないのでなんともいえないが、身近に知り合いがいて、今が楽しいことに対してすごく誠実であり熱心であり、という暮らしがヤンキーなのだとするなら、なるほどそういうしあわせもあるよな、と思う。

タイトルにあるように「~したらいけないのか?」というが本の中で、いろいろな章として出てくる。この「~でないといけない」「~したらいけない」という圧力こそが世の中を息苦しくしており、心の病気の原因になっているのだという、そんなことを行っている本だ。世の中は、こういう「あるべき状態」というものに毒されていて、それが確かに俺も含めて人の元気を奪っていると思う。家族と仲良くしないといけない、友だちがいないといけない、お金がないといけない、などなどだ。そんなことはないはずだ、いろいろあるはずだ、ということを難しい言葉を使ってこの本は次第にその凝り固まった考えをもみほぐしてくれる。

そうしてヤンキーのような生活態度は1つのヒントだ、となるわけだが、ヤンキーのことをこんなに礼賛している本はちょっと珍しくないか。