風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

株で3億稼いだサラリーマンが息子に教えた投資術

 

株式のチャートの読み方もそれから損切りのやり方もかなり上達したので、今年はなかなかに稼いだのだが、もっとも大切なことの1つ、相場にどのように入っていったらいいのか、が、俺には出来ていなかった。

書いてあることのほとんどは参考にならなかった。が、1つ、あ、そうか、と思えたことがあっただけでも買って読んでみた意味があったと思う。

瀬踏み、と、この本の作者は言っているが、まず少し買う、そして、あがったらまた少し増やす(さがってきても前に買った分の含み益があるので、悪くてもとんとんで済む)をくり返して増やしていくのだという。これだと、せっかくあがっていた株がまたさがることがあって、収支トントンになるかもしれないので、初めからここぞというところでしっかり買う方がよいような気もするが、どうもそれはこの作者の手法ではないようだ。

俺はこの人のやり方を身につけたいと思う。どんどん上に上がっていくときには、この手法ならそれなりに勝ちを増やしていける。思ったほどあがらないときには、トントンくらいになったら潔く撤退。最初に瀬踏みしたときに、結局さがってしまっているときには損切りラインを決めてあきらめれば大負けしないで済む。

いつでも必ずうまくいく方法、なんてないので、この方法が1番よい、ともいえないのだけれども、こういうスタンスで株と接していけば、俺のあの失敗この失敗はみんななかったかもしれない。

この人の本を俺が初めて株をやるときに読んでいたら良かった。。。