風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

中学受験生なのに寝かしつけ

俺は小学3年生の頃には寝室に入って、妹と2段ベッドで、多分俺が下で寝ていたと記憶している。

なのにうちの息子は、寝かしつけがいまだに必要。一緒に寝てやろうか、というと、やった!と喜ぶ12歳の男子である。

寝かしつけるために同じ布団に入るのだが、もう思春期男子なので、彼が身じろぎすると、俺の体にごちごちと膝とか肘の骨がぶつかって痛い痛い。

同じ布団には入りきれないので、俺だけ床である。床から冷たさがシンシンと身に染みてくる。なんでこんなことに、と、思ってしまう。

 

でもまあ、寝ようとしている息子の髪をそっと撫でてやりながら、寝付くのを見守る時間はなかなかに悪くない。寝たのを見ると思春期なんだけれども、子供の顔である。

 

さすがに中学に通い出したら、もう寝かしつけは要らないよね。あと少しで終わる、寝かしつけ。うれしいけれども、少し寂しくもある。