風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

デビルマン

Netflixオリジナルアニメ。

日本沈没湯浅政明監督だったが、このデビルマンも同じく、だ。

四畳半神話大系、夜明けを告げるルーの歌、映像研に手を出すな、などの作品を世に出してきた常識破りの映像表現で見ている人を驚嘆させ続ける映像の曲芸師だ。湯浅監督の日本沈没が見れるという理由で、Netflixに加入したのだ。

 

で、デビルマンである。

もう子供は見てはいけない。エログロを湯浅監督が描くとこうなるんですね、という、のびのびと世紀末的な不穏さが横溢している。人体は割れまくり、人体引き裂かれまくり。

まだ4話までしか見ていない。

永井豪が原作で描いたデビルマンでは、ヒロインは人類たちに殺されてしまうというトラウマ展開。漫画愛好者たちの語りぐさになっている。

きっと湯浅監督もやるんだろうな。

 

この話の世界は生きることの意味を見失った人々が堕落してそこに悪魔たちが集まってきてしまった、という話。実際のこのリアルな世界にも少し似た部分が出てきつつあると思い、その辺も後味悪くて好きである。