その女、ジルバ、も、テレビ東京だけれど、肩の力の抜けた味のしみた低予算のドラマを作るのが上手いな、と思う。それにしても、レンタルなんもしない人、は、アイコンも青地にタイトルが書いてあるだけのやる気のなさ。俺もよくタッチして選択してみたな、と、我ながら思う。
ガイアの夜明けや、WBSのようなビジネスに関する看板番組をいくつも出している局が、交通費以外何ももらわない、ただそこにいるだけの人、という着想でドラマを出すとは。真逆じゃん? なにも訴えない、困っている人を見ても慰めもしない、励ましもしない、そこにいるだけ。ただ時の流れを自然体で味わうだけ。
老子っぽい。
少し肩の力が抜けた。仕事で疲れている人たちにぜひおすすめしたい。