風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

10代 20代の写真を整理

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リビングのはじに半月くらい置いたままの箱があって、この箱の中身を捨てていいかと嫁に聞いたら、俺の昔の写真が入っているのだという。箱は二つあって開いてみたら、1000枚くらい写真が入っていた。俺の若い頃に旅先などで撮影した写真だ。

本日は日曜の分の代休を取ったので、時間はある。要らないと思える写真を捨てていくことにした。これは何何さん、これは何処どこの、などと大きな声で独り言を言いながら、自分の若い頃がランダムに捲られて出てくる。懐かしい人。誰だかわからない人。それらを見ながら、もう思い出さなくていいもの、と、また思い出したくなるかもしれないもの、を選んでいく作業は、なんだかとても文学的だと思った。ツマは自分の親の写真はさらに捨てられないという。その写真を捨ててしまったら、親の持っていた歴史まで捨ててしまうようで、何だかためらわれるのだと。彼女の方がおれよりもさらに文学的である。

その写真がもっている物語を値踏みしながら、俺が忘れてしまったらもう誰も思い出すことはないだろう物語を、ゴミ箱に投げ込んでいく。思い出に対して、お前はもう要らない、と整理していくのは少しずつ消耗する。600枚くらいでやめてしまった。

そしていろんなことがあったのだな、ということを、思い起こして仕事から心を遠ざけることに成功。リフレッシュが進んだ。

いろんなことを経験させてくれたんだな、と、親のことをありがたく思ったりもした。あとは昔のおれが自分のイメージ以上にカマキリ顔で変態っぽかったのに萎えた。これはモテなかったわけだ。とほほほ。

 

断捨離は一気にやると良い。あれを捨てたんだからこれだって、と、100近くあったネクタイもこの際に取捨選択。ほとんどつけてないネクタイや汚れが目立つものは捨ててしまい、半分くらいにしてしまった。もうネクタイをすることもあまりないかもな。コロナのせいで1年以上お客さんに会っていない。ネクタイを次にするのはいつになるのやら。

 

そして太陽の下に散歩に出かけたときの写真を、ブログに貼りました。