風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

昔話法廷

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裁判員制度というものについて考えさせてくれるとともに、世の中には単純な善も単純な悪もないのだよな、ということを思い出させてくれる。脚本も構成もよくできているうえに、弁護士と検事の配役も有名な役者さんをしっかり使っていて、見どころがある。ぜひ、1度は見てみてほしい。

桃太郎は強盗殺人の犯人ではないのか、とか、玉手箱を渡した乙姫は殺人未遂ではないのか、などの切り口で弁護側と検事側がそれぞれの論点で自分たちの仕事をする。

悪と思われた側にも「そうとしか生きようのない」なにかがあったのだな、と俺は毎回思ってしまい、少し泣きそうになる。