風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

ライオン 25年目のただいま

アメリカの映画。インドで兄とはぐれた9歳の男の子がたった1人で生き延びて、そうしてオーストラリアの夫妻に引き取られて、そうして25年経ってからグーグルアースの力を借りて奇跡の帰郷を遂げるという感動の実話を映画にしたもの。

インドでは年間に4万人の子供が行方不明になっているのだという。

なんという恐ろしい国。

少年サルーは怖い目に遭ったり、危険な橋を渡ったりしながら、なんとか生き延びていく。それをドキドキしながらみていく映画で、青年になってからの話はやや内容的にはおまけ。特筆するべきは、サルー役の少年。これまで名子役と言ったら俺の中では「ニューシネマパラダイス」のトトだったのだが、このサルーもそれに負けないくらいの可愛らしさ。そして顔が賢そう。

ツマにこの映画の話をしようとしたら、途中ですでに聞きたくないと拒否られた。まず終わりから聞かせてくれ、と。それがハッピーエンドなら初めから聞く、と言われた。ハッピーエンドです。