風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

本稼働

お客さん体感謝やお祝いのメールが来ることもなく、社内に乾杯の声が響くこともない。しかしそれでも、リモート仕事の中でこなしきった、これまででもっともヒドイ有様だったプロジェクトが本日稼働した。お客さんも使い始めている。伝票が作られて、我々が構築したシステムが世の中で役に立ちはじめる。システムデザインに命が吹き込まれる。

レーベンブロイを痛飲。あっさり酔っ払って食事のあとはもう動くのも億劫なくらいになった。

ビールを飲みながら苦しかった日々を思い出す。まぁ、よくぞここまでやりきったものだ。俺だけでここまできたのではないのだけれど、みんなで協力してここまで漕ぎ着けたのだけれど。兎に角、俺、がんばったね!と言ってやることにする。

昨年の1月にこのプロジェクトで働き始めた頃は、プロジェクトの殺伐とした感じがツラいし、やらされることの難しさがキツいし、プロマネの人の態度が怖いし、5月頃にあまりの大変さに休みを10日もらってうつ病になるのを回避したのだった。