会社が、25年も会社にこびりついていた根性を称えて送ってくれた10万円のクーポン。リンベルのカタログギフトなんだが欲しいものがないので、2時間くらいカタログを見てめくって、これもいらない、あれも邪魔、と、無理にほしいものを探すという謎の苦行を乗り越えてきた。何も手に入れないのもなんだか勿体ないが、要らないものを申し込んで手に入れるのもなんだか馬鹿みたい。
筆記用具も時計もカバンもお気に入りのものを持っている。お惣菜の類もやけに高く感じられて食指が動かない。うーん。レストランの食事はペアが原則なので、3人家族のうちにはマッチしないし。
空気清浄機とか、洒落たゴミ箱とか、入浴剤とか、映画鑑賞券とかがあったらそれにしたんだが。カタログギフトの品揃えって昭和の匂いがするよな。
ツマがこれにすればと選んだのが、レトルトカレー。もちろん10万円分ではなくて、まずは5000円分くらい。少しずつ商品にしていって、なんとか使い切ろうという作戦。レトルトカレーの中に、銘柄豚のTOKYO Xを使っている。
ギフト感あるよね。
一人で留守番している昼間に食べてみた。
んー、カレーライスのルーの中に野菜が溶けている系。こってりしていて美味しい。辛さも控えめ。カタログギフト感あるなあ。肝心の豚さんだが、これはうまくいってないと思う。カレーの中に入れてしまうと安い豚でもそこそこになるように、豚の良さがカレーの味に混ざってしまって、食べた時の驚きという点では全然だった。