風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

やはりひどいプロジェクト

プロジェクトルームに残る人たちを冷淡に置いて、錦糸町を後にする。こんな要件のよれている制約の多いプロジェクトがうまくいくとは、とても思えなくて気持ちは暗然とするが、ひとまず目先のことを一番いいと思われるやり方でやり続けるだけ、と割り切ったプロマネの判断は、心を平安に保つためにはそれしかないのかな、と。人生は確かにそんな風に目先の最善と思われるモノを選び、そして結果を見て悔やんだり、或いは喜んだり、を続けていくしかないわけだ。

このプロジェクトでは一緒のチームとして働いている人が他に二人いるので、いつぞやのように適応障害で心を病むことはなさそうだけれども、なんとも先の見えにくい難しい案件をどうして受注してしまったのか、うちの会社は。稼働しなくてはならないという圧力で、手にかけるべきでないものに手を出してしまったのではないか。